Home >[TeX] >[Package] >[makeidx] Version: 2000/03/29 v.1.0m
makeidx (download herelatex-base.tds.zip)
[パッケージについて]

\usepackage{makeidx}\makeindexを索引の作成のためプレアンブルに入れ、
  \documentclass[11pt,a4paper,twoside]{jbook}
  \usepackage{makeidx}
  ...
  \makeindex
  ...
  \begin{document}
  ...
  \index{かいきゅう@階級数}
  ...
  ...
  \printindex
  \end{document}
\printindex\end{document}の前の索引を入れたい箇所に入ます。
索引作成のための一連の処理は下記のようになります。
  platex foo.tex
  platex foo.tex
  mendex foo.idx
  platex foo.tex
  platex foo.tex
\index{..}を索引項目の近くに入れることで、
@
と索引のページが作成されます。
  • bookの時は、\index{abcde}とすることで、abcedという項目がページ数と共に、索引に入ります。日本語の索引を作るとき、@の前は、ひらがなで、@の後は数字・記号・漢字になります。
  • \usepackage{makeidx}を組み込んだTeXのソースファイルを処理した後、拡張子 ”idx”が付いたファイルが出力されます。このファイルをmendexで処理することで、拡張子”ind”のファイルが出力されます。この後、再度、TeXのソースファイルをTeXで処理することで、索引を含んだdviファイルが出力されます。
  • !を索引に入れたいときは、\index{Yahoo@Yahoo\protect{!}}とします。
  • @を索引に入れたいときは、\index{xyoshiki@xyoshiki"@macintosh.com}とします。

以下、処理しているTeXファイルをfoo.texとします。
  mendex -r -c -g -p any foo.idx
を実行すると、
nonist.gif

  mendex -r -c -g -s line.ist -p any foo.idx
を実行すると、
lindist.gif

  mendex -r -c -g -s dot.ist -p any foo.idx
を実行すると、
oindist.gif

 フォントの変更  \index{いっぱんぎゃくぎょうれつ@\textbf{一般逆行列}} : ボルド
ページ数フォントの変更  \index{いっぱんぎゃくぎょうれつ@一般逆行列|textit}
 \index{いっぱんぎゃくぎょうれつ@一般逆行列|textbf}
: イタリック
: ボルド
 範囲指定  \index{いっぱんぎゃくぎょうれつ@一般逆行列|(}: 開始点
 \index{いっぱんぎゃくぎょうれつ@一般逆行列|)}: 終了点
 
 参照。(see、seealso)  \index{いっぱんぎゃくぎょうれつ@一般逆行列|see {行列}}
 \index{いっぱんぎゃくぎょうれつ@一般逆行列|seealso {行列}}
  \renewcommand{\seename}{参照。}
  \renewcommand{\alsoname}{参照。}
により、
seesee alsoから”参照。”へ変更されます。
 入れ子  \index{いっぱんぎゃくぎょうれつ@一般逆行列!のていぎ@---の定義}
 \index{いっぱんぎゃくぎょうれつ@一般逆行列!ぎゃくぎょうれつと@逆行列と---}
3段目も同様。

 makeidx Tips
  • source specialを組み込んだ一連の処理は下記のようになります。
      platex foo.tex
      platex foo.tex
      mendex -r -c -g -s line.ist -p any foo.idx
      platex foo.tex
      platex --src-specials=math,par foo.tex
    

  • \chapter*{章}を用いてるとき、この章の名前を目次に入れたいときは、
      \addcontentsline{toc}{chapter}{章}
    
    を入れます。”解答”の章は
      \chapter*{解答} \addcontentsline{toc}{chapter}{解答}
    
    となります。
    上のものをbackmatterの後に書いたときは、\chapter{章}とし、
      \addcontentsline{toc}{chapter}{解答}
    
    は、必要ありません。
      ...
      \appendix
      \input{appendix1}
      \input{appendix2}
    
      \backmatter
    
      \input{answers}
      \chapter{謝辞}
      \TeX{}さん、ありがとう。
    
      \input{bib}
    
      \printindex
    
      \end{document}
    

  • jbookのthebibliographyは、関連図書と出力するので、
      \renewcommand{\bibname}{参考文献}
    
    をプレアンブルに入れることで、"参考文献"と変わります。jarticleの場合は、
      \renewcommand{\refname}{参考}
    
    を入れると、"参考"に変わります。

  • 章番号の無い章を作るときは、
      \markright{番号の付かない章}
      \chapter*{番号の付かない章} \addcontentsline{toc}{chapter}{番号の付かない章}
    
    を入れることで、目次にも現れます。

  • jarticle.clsの場合、
      \clearpage
      \renewcommand{\indexname}{索引}
      \phantomsection \addcontentsline{toc}{section}{索引}
      \printindex
    
    とすることで、索引のページが出来ます。

  • 目次を改ページしたいときは、
      \addtocontents{toc}{\protect\newpage}
    
    を本文中の“適当な所”に入れます。

  • 古いindidxファイルがあると上手く処理されないことがあります。 これらのファイルを削除して新たに処理を行うと上手くいきます。

fancyhdr参照。
参照。
参考文献参照。
index参照。
arabicfront参照。
参考文献を分類したいときはsplitbib参照。
目次、表一覧、図一覧、参考文献を目次に入れるにはtocbibindが利用できます。
各章毎に参考文献を入れるときはchapterbibを用います。
thebibliography環境参照。
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